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ビジネスと投資の合計収益が年収1億円を突破

こんにちは、BizCamp編集部です。

 

今回は、

 

大学院を辞めてインターネットビジネスの会社で起業し、兼業投資家としてトレーダーとしても大成功を収め、ビジネスと投資の合計収益が年収1億円を突破した竹内さん

 

のインタビューをお届けしようと思います。

 

世の中には様々な投資家がいます。

 

ウォーレン・バフェットのような大富豪
未上場企業への投資を行う”ベンチャーキャピタル”
創業間もない企業へ投資する”エンジェル投資家”
家賃収入を目的としてアパートやマンションに投資する”不動産投資家”

 

その種類は多岐に渡りますが、数ある投資の中でも、株式や為替、債権などの取引を行う証券投資家のことを”トレーダー”と言います。

 

トレーダーは『JPモルガン』や『ゴールドマン・サックス』など組織的にトレードを行う”機関投資家”と、個人でトレードを行う”個人投資家”に分かれますが、今回のインタビューに応じていただいた竹内さんは、この”個人投資家”に該当するわけですね。

 

個人投資家というと、1日中パソコンの前に座って画面を見続けていたり、新聞や書籍、ネットなどあらゆる情報源から日々インプットしたり、ニュースをウォッチし続けたりと、

 

「なんだか大変そうだな…」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?

 

トレードに対しても「複雑で分かりにくい」「リスクが高い」「怖い」など、ネガティブなイメージを持つ人も少なくないでしょう。

 

とはいえ、個人で100万円程度の元手からトレードを始め、最終的に数十億、数百億という財を築き上げた人がいるのも事実

 

個人トレーダーはまさに『ハイリスク・ハイリターン』な職業だと言えるでしょう。

 

そんなトレーダーの実態に迫るべく、竹内さんには「どのようにしてトレードで勝てるようになったのか」「トレードで成功するための秘訣」「これまでの失敗談や成功体験」などについて赤裸々に語って頂きました。

 

専門用語が沢山登場して少し難しく感じるかもしれませんが、分からないところは一旦置いた上で読み進めていってもらえたらなと思います。

 

実際の生の声をみなさんに届けることで、個人投資家という働き方を正しくイメージできるようになってもらうこと、その上でみなさんの選択肢や可能性を広げることが今回のレポートの目的ですからね。

 

それでは早速いきましょう、どうぞ!

 

トレードと会社経営の両立

──まず、竹内さんが扱っているトレードの種類について教えて下さい。

 

はい。メインはFXなんですが、通貨ペアで言うと、「ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル』でトレードすることが多いですかね。

 

他にも日経や個別株、投資信託、それから仮想通貨のトレードもやっているので、割と色んな種類の金融商品を触っている方だと思います。

 

 

──竹内さんはトレードをやりながら会社経営もしてるとのことですが、どんな事業をやっているんですか?

 

簡単に言うと『記事作成代行』の事業ですね。

 

企業から、ホームページやブログなどのWEBサイトに載せる記事や、商品の販売ページなどの制作の依頼を受けて、集客に強い記事や成約率の高い販売ページを作って納品する、っていう仕事ですね。

 

この会社を立ち上げてから、今年で5年目になります。

 

ほとんどの業務は従業員に任せているので、私自身はかなり時間に融通が効くんですよね。だから空いた時間はトレードばかりやってます(笑)

 

──いわゆる兼業投資家ですね、ちなみにビジネスと投資の収入はそれぞれいくらくらいですか?

 

会社からの収入は安定して300万円ほどですが、トレードによる収入は月によってかなりバラバラですね。

 

トレード成績は大体月利10%程度なんですが、調子の良いときは月利20%以上で回せることもありますし、短期間のトレードで資金が一気に2倍になったこともあります。

 

もちろん大損失が出る月もありますが、年単位でみると今のところ利益が出ている、といった感じですかね。

 

特に、去年は会社の事業とトレードのどちらも調子良かったので、年収1億円を超えることができました。

 

きっかけは「面白そう」だと思ったから

──おー!年収億り人になったわけですね(笑)では、そもそもトレードを始めたきっかけって何だったんですか?

 

大学院に通ってた頃、研究室の先輩がトレードをやってるのを見て「面白そうだな」と思ったのが一番のきっかけですね。

 

当時、私の専門分野が主に数学や物理を扱うものだったので、統計や期待値についてもある程度は勉強していたので、

 

「そこで学んだ知識をトレードにも活かせるんじゃないか?」

 

と思ったのもトレードを始めた理由の一つですね。

 

世の中には『トレードなんてただのギャンブルだ』なんて言う人もいますが、当時から私は「それは違う!」と思ってました。

 

統計や期待値についての正しい理解があって、その通りに振る舞うことさえできれば、

 

「トレードは絶対に勝てるはずだ!」

 

と。まあ、後にそんな単純なものじゃないと思い知るんですけどね(笑)

 

──なるほど、ではどこかで痛い思いをしたわけですね(笑)では、最初の頃はどれくらいの時間を投資に費やしてたんですか?

 

始めたばかりの頃は大学院生だったので、トレードだけに集中できるわけではなかったですね。日中は当然、勉強や研究などに時間を取られるので。

 

ただ、相場が大きく動く時間が夜9時以降なので、その時間帯はトレードだけに時間を使うようにしてました。

 

バイトで貯めた100万円を元手にして、夜の9時から12時までの3時間だけ、集中してトレードをやってましたね。

 

すぐにバイトで貯めた資金が半分吹っ飛んだ

──トレードを始めた頃の成績はどうでした?

 

うーん、自分の中ではコツコツ真面目にトレードをやってたつもりだったんですけど、やっぱりどこかで「短時間で大きく稼ぎたい」という欲があったんですよね(笑)

 

だから、あまりチャンスでもないタイミングのときに、ロット数を大きく張ったスキャルピングをやりまくってたんです。

 

取引するたびにスプレッドもかかってくることを考えたら、明らかに期待値が低い最悪の振る舞いをしてました。

 

そうすると、損切りの回数も徐々に多くなって、損失もジワジワ増えていって、気がつくと元手の100万円が50万円にまで減ってしまい、資金が半分吹っ飛びました(笑) (※1)

 

 

──大学院生で50万吹っ飛ぶのはキツいですね(笑)この頃はトレードについてどれくらい勉強してたんですか?

 

いや、ネットで気になったことを調べるくらいで、ほとんど感覚でやってましたね。

 

なので”ライントレード”程度の、本当に最低限の知識しかなかったです。

 

レジスタンスラインとかサポートライン、トレンドラインだけを意識する、いわゆる”教科書通りのトレード”というやつです。

 

 

ただ、この時の自分は教科書通りのトレードすら出来てなかったですね。

 

さっきも言ったように、どこかで「短時間で大きく稼ぎたい」という気持ちがあったせいで、ライントレードのルールさえも守れずに、チャンスでもないタイミングで、焦ってエントリーしまくってました。

 

教科書通りのトレードでは勝てない

──資金が半分吹っ飛んでからはどうしたんですか?

 

私がずっと負け続ける一方で、研究室の先輩は順調に資金を増やしてたんですよね。

 

そこで、

 

「とりあえず稼いでいる人のトレード手法を真似しよう!」

 

と思って、実際に先輩のトレードのやり方を見せてもらったんです。そこで分かったことが、

 

『教科書通りのトレードは人間の心理状態をほぼ無視していて、具体的にどういった状況で損切りしたら良いのか、あるいは利確したら良いのかを教えてくれない』

 

ということ。

 

おかげで、

 

「結局のところ、利確や損切りのタイミングは自分で決めないといけないんだな」

 

と悟ることができました。

 

そして、その利確や損切りの”的確なタイミング”を判断できるようになるためには、勉強ではなくて沢山の経験を積んでいくことが大事なんだ、ということも実感しましたね。

 

事実、先輩のように稼いでいる人のトレードをずっと見ていても、「なんでそのタイミングで利確したんだろう?」

 

ということが全く分からないんですよ。

 

もちろん、その場で先輩に教えてもらえば納得はできるんですけど、その理由って状況によって毎回全然変わってくるんです。

 

だからこそ、先輩のトレードを見て、

 

「いかなる状況にも対応できるようになるためには、何より経験を積むことが大事なんだ」

 

と思い知らされたわけです。

 

 

──では、その先輩がキッカケで上手くなったんですか?

 

いや、それを知っても全然ダメでしたね(笑)

 

確かに前よりは多少勝てるようにはなったんですけど、やっぱり経験の量が圧倒的に足りてなかったので、肝心なところではどうしても自分の曖昧な感覚に頼ったトレードになってしまって。

 

なのでまだ負けることの方が多かったです。

 

それに「短時間で大きく稼ぎたい」という欲もまだあったし、その欲のせいで相変わらずチャンスでもないところでエントリーしてしまって、その結果、損切りの数だけが積み上がっていくという負け方(笑)

 

気がついた頃には、すでに100万円の元手が20万円になって、合計で80万円の損失です。ものすごく悔しかったですね(笑)

 

で、この時に一度トレードを辞めました。

 

──俗に言う”退場”したわけですね。それは資金不足になったから?そうですね。あとはちょうど研究室も忙しくなってくる時期だということもあって。

 

ただやっぱり、どうしてもトレードのことを諦めきれなくて。

 

だから、塾講師のバイトでまたコツコツお金を貯めて、元手を100万円に戻して、研究が落ち着いてきたタイミングで、再スタートしました。

 

いくら頑張っても勝てず、気づけば300万円の損失

──2回目のチャレンジでは、何かトレードスタイルを変えましたか?

 

今までの自分のトレード手法である”ライントレード”が、「シンプル過ぎてダメだったのかな?」と反省したので、それを踏まえて、次はインジケーター”を使うようになりましたね。

 

 

インジケーターはRSIやMACD、ストキャスティクスなど沢山の種類があるんですけど、最初は気になったものは全て使うようにしてました。

 

チャート上に色々な指標を表示させて、それらを組み合わせて判断することで、確度の高い時だけエントリーできるし、トレードも上手くいくんじゃないかと思ったんですよね。

 

──ではインジケーターを使い始めてから、勝てるようになったんですか?

 

いや、余計に上手くいかなくなりました(笑)

 

というのも、色んな種類のインジケーターを使いまくった結果、エントリーできるチャンスが極端に減ったんですよ。

 

例えば、ライントレードではチャンスだと判断できるような局面でも、インジケーターを見ると「今はエントリーしちゃダメ」というサインが出てるわけですよ。

 

こういうことが重なって、エントリーできる回数がどんどん少なくなっていきました。

 

で、最初は私もインジケーターのサインに従ってたんですが、そのうち我慢できなくなってきて、「ここはチャンスじゃないか?」と勝手に自分で判断して、エントリーしてしまうようになりました。

 

とにかく「エントリーしない」ということに我慢できなくて(笑)

 

これも、やっぱり「短期で大きく稼ぎたい」という欲があったからですね。

 

──勝てるようになるまでの紆余曲折が凄いですね(笑)

 

そうですね(笑)

 

ほんとにこの頃は、勝てるようになるためには何でも勉強したし、何でもトライしました。

 

でも結局、自分が持ってるインジケーターを全て試しても、全く勝てるようにはならなくて。その他にもトレード手法だって沢山覚えたし、情報商材も色々買ったし、トレードに関する書籍も買い漁りました

 

もちろん当時は研究もあったので、投資に使える時間は限られてましたが、それでもなんとか合間の時間を使って、ひたすら勉強と実践を繰り返してました。

 

あとはやっぱり「できるだけ短期で大きく儲けたい」という気持ちがあったので、スキャルピングにこだわってましたね。

 

でも、いくら頑張っても勝てるようにはならず、ずっと負けっぱなしで。そんな日々を送り続けて、

 

「これはもうダメなんじゃないか…?」

 

と思ったときには、既にトータルの損失額は300万円になってて(笑)

 

で、この時また、1回退場したんです。

 

トレードを辞めて、起業して成功、大学院を退学

──バイトで稼いだ金が全部FXに吸い取られたわけですね(笑)トレードを辞めてからは、どうしたんですか?

 

ちょうどトレードを辞めてしばらくして、会社を立ち上げたんですよね。

 

当時、FXの資金を捻出するためにも、バイトとは別に、クラウドワークスやランサーズなどでサイトの記事作成代行の仕事をコツコツ受けてたんですよ。

 

で、トレードのせいで資金不足になったことで、本格的にクラウドソーシングの仕事をやるようになって、いわゆるフリーランスみたいな形で働くようになりました。

 

その頃は、

 

「また資金を貯めて絶対にトレードの世界に戻るぞ!」

 

と決めてたので、仕事の受注先の会社に直接連絡を入れたりして、

 

「今後は数人がかりで記事を書くようにするので、もっと単価を上げてください。その代わり安定的に記事を供給しますので。」

 

といったような交渉をしたりもしてました(笑)

 

残念ながら最初は受け入れてもらえませんでしたが、それでも仕事をどんどんこなしていくうちに、徐々に私のアカウントの評価が上がっていったんですね。

 

そうすると、相手の会社からも信頼されるようになって、結果的に高単価の仕事を沢山取れるようになってきたんです。

 

そこで、

 

「人を雇ってもっと沢山仕事を受ければ、より効率的に業務を回せるんじゃないか?」

 

と思うようになって、徐々にライターさんを雇うようになりました。

 

ライターさんには業務委託という形で、私がとってきた単価の良い仕事を任せて、その代わりに何割かマージンを抜く、っていうやり方です。

 

そのうち、

 

「これは充分に会社としてやっていけるんじゃないか?」

 

と思えるような規模にもなってきたので、ここで記事制作代行の会社を立ち上げて、思い切って起業しました。

 

──なるほど、そして今ではその事業からの収入が月300万円あると。

 

そうです。

 

ただ事業が軌道に乗るまでは、事業にだけ集中して、トレードからは一旦離れてましたね。

 

その甲斐もあってか、まとまった安定収入が比較的スムーズに確保できて、資金的にも十分なゆとりが出来たので、トレードに再チャレンジすることにしました。

 

ちょうどこの時に大学院も辞めましたね。

 

スキャルピングからデイトレードに切り替えた

──大学院を辞めて、起業もして、事業に成功して、って一気に環境変わりましたね(笑)

 

そうですね(笑)

 

でもそのおかげで、3度目の正直にしてようやく、エントリーに焦らなくなったんです。

 

大学院生の頃とは違って、まとまった安定収入ができたので、

 

「別にトレードで稼げなくても良い、負けても大丈夫。」

 

ってどこかで思えるようになったんですよね。

 

そうやってメンタルに余裕がある状態で改めてトレードを始めてみると、やっぱり前より冷静にチャートを眺められるようになって。

 

あと、これは薄々気づいてたんですけど、スキャルピングをやると”だまし”の数がすごく多いんですよ。

 

例えば、サポートラインでの反発を予想してエントリーしても、1分や2分という短時間でトレードをしていると、予想通りに反発することって少ないんですよね。

 

そうなると、どのタイミングでエントリーしたら良いか、あるいは損切りしたら良いかが段々分からなくなってくる。

 

でも、今回は資金的な余裕が出来たので「別に短時間で大きく稼ぐ必要はない」という精神的な余裕が生まれたおかげで、1分や2分などの短時間のトレードから抜け出すことができて、例えば1時間単位などの長い時間でトレードするようになったんです。

 

そうすると、”だまし”の数もかなり少なくなってきて、自分の予想通りにチャートが動くことも多くなりました。

 

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